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受付は診察終了30分前まで

休診日/金曜日、日曜日午後、祝日

当院の
皮膚科診療について

猫イラスト
診察の様子

メル犬猫クリニックでは、
コミュニケーションを
大切にしています

当院ではしっかりとした問診を行うことで、ご家族と一緒に犬猫たちに向き合いたいと考えています。
言葉を話せない犬猫たちが感じているかゆみ・ベタつきなどの不快な感情を少しでも取り除けるように日々勉強を続け、治療の選択肢を広げていきたいと考えております。

特に皮膚病の治療にはシャンプーなどにかけられる時間・治療薬の費用といった点で多くの選択肢があります。しっかりとご家族と相談し治療方針を決めていきたいと思います。

皮膚科認定医による診療

診察室の様子

原因を特定するのが難しいといわれている、わんちゃん・ねこちゃんの皮膚のトラブル・お悩みは非常に多く、当院では、皮膚科診療に力を入れております。

2023年、院長が日本獣医皮膚科学会の皮膚科認定医に認定されました。認定医の豊富な知識と経験で、適切な治療方針をご提案いたします。

こんなお悩み・症状はありませんか?

  • かゆそうにしている
  • 皮膚がべたべたしている
  • 皮膚が赤くなっている
  • 頻繁に顔をふったり、こすったりしている
  • ふけがでる
  • 抜け毛が増えた
  • ブツブツがでている
  • 体臭がする
ペットイメージイラスト

上記の中に一つでもあてはまるお悩み・症状がございましたら、お気軽にご相談ください。
お肌のトラブルは、わんちゃん、ねこちゃんにとってストレスを感じるものなので、お早めのご来院をおすすめします。

主な皮膚病と治療法

犬アトピー性皮膚炎

遺伝的な背景を原因とした慢性的なかゆみを伴う皮膚疾患です。ハウスダストなどの生活環境アレルゲンに対するアレルギー的な側面と、遺伝的に皮膚のバリア機能が弱いといった非アレルギー的な側面が考えられています。初期には眼や口の周りが赤くなり、身体を掻いてしまうことにより薄毛がみられます。進行すると慢性的な皮膚炎により皮膚が厚くガサガサになり、脱毛や腫脹がみられるようになります。犬アトピー性皮膚炎は、体質が関係しているので基本的に完治することはありませんが、少しでもかゆみを抑え快適に生活を送れるように、様々な治療法を組み合わせて行います。

食物アレルギー

食べ物や食品添加物への過敏な反応が原因で起こり、かゆみなどの皮膚症状や嘔吐・下痢といった消化器症状などを起こす疾患です。人では主にⅠ型アレルギーと言われていますが、犬猫ではⅠ型とⅣ型、さらにはⅢ型アレルギーの関与が指摘されていたりと、いまだに十分な解明はされておりません。加水分解タンパク食や新奇タンパク食のみを約2ヵ月間継続し反応をみる除去食試験が食物アレルギー診断のゴールドスタンダードです。一度の除去食試験のみでは適切な診断を下せない事があり、複数回実施することもあります。他のアレルギー疾患と違い、食事療法で治る可能性があります。ただし、アレルゲンとなる食材を食べると再発します。

マラセチア皮膚炎

真菌(カビ)の一種であるマラセチアが原因となる皮膚炎です。このマラセチアが増殖することにより皮膚で炎症が起こります。一部の犬では、マラセチアに対してアレルギーを示す場合もあり、その場合も皮膚炎が起こります。マラセチアは動物の皮膚にいる常在菌で、皮脂を栄養源として増殖します。一般的には、薬用シャンプーや抗真菌剤の内服にて治療を行います。脂漏症、アトピー性皮膚炎などといった体質や甲状腺機能低下症などのホルモン異常などといった基礎疾患がある場合には症状が悪化します。完治が難しい基礎疾患(脂漏症・アトピー性皮膚炎など)が原因であった場合には、長期にわたりシャンプーなどのマラセチア皮膚炎のコントロールが必要になります。当院では、脂漏症の改善を目的としたビタミンA製剤や外用ステロイドの提案もさせていただきます。

膿皮症

皮膚に細菌が感染することによって起こる皮膚疾患で、膿疱やフケ、円形の脱毛がみられ、かゆみも生じます。膿皮症の原因となる細菌は、ほとんどがStaphylococcus pseudintermediusというブドウ球菌です。この細菌は健康な犬の皮膚表面にも存在している常在菌のひとつです。そのため、他の犬から細菌が感染して発症するのではなく、皮膚バリア機能の異常によって常在菌が過剰に増えることで発症すると考えられています。その感染を引き起こす要因として、甲状腺機能低下症や副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)などのホルモン異常や、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患が背景にあることが多いです。抗生剤や薬用シャンプーにより治療を行います。しかし、近年薬剤耐性菌の問題が増えているため、細菌培養検査等が必要になる事があります。

疥癬

ヒゼンダニによる伝染性の皮膚疾患で、激しいかゆみを引き起こします。犬や猫同士が接触する機会が多い場所で感染することが多いですが、タヌキやキツネなどの野生動物との接触も感染の原因となることがあります。また、人にも一時的に感染する可能性があるため注意が必要です。治療は駆虫薬で行いますが、最近ではフィラリアと一緒にノミ・マダニ予防ができるオールインワン製剤でも予防・治療ができます。

外耳炎

耳の穴から鼓膜までを耳道といい、ここに炎症が起こる疾患です。人とは違い、犬の外耳道はL字型で通気が悪い構造をしています。耳道が狭い、耳毛が多い等といったことで耳道内の通気性がさらに悪くなり、外耳炎を悪化させる要因となる細菌や真菌(カビ)が増殖しやすい環境をつくりだしています。外耳炎の原因は、犬アトピー性皮膚炎、食物アレルギーのようなアレルギー疾患、ミミダニ症、植物などの耳の中の異物、腫瘍やポリープのようなできもの、脂漏症やホルモン性疾患といった病気などです。また、単独で外耳炎の原因にはなりませんが、細菌やマラセチアといった真菌(カビ)の増殖、不適切な耳掃除、フレンチブルドッグなどの短頭種にみられる狭い外耳道、高温多湿な環境などが組み合わさることで外耳炎を引き起こすことがあります。治療が遅くなると構造変化により治らなくなる可能性があるため、早期の治療が重要です。耳をかゆがる・頭を振る・耳垢が多いといった症状が特徴で、耳の洗浄や点耳薬で治療します。自宅での点耳が難しい場合には持続性の点耳薬も取り扱っておりますのでご相談ください。

診療案内

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診療時間
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休診日:金曜日、日曜日午後、祝日

※ご予約優先制です。ご来院前にお電話をお願いします。

日曜日は完全予約制です。

日曜日が祝日の場合は休診となります。

支払い方法:現金・クレジットカード(JCB、VISA、Mastercard、AMEX、Diners)・PayPay
ペット保険対応(アニコム、ipet)

住所:〒981-0965 宮城県仙台市青葉区荒巻神明町3-11駐車スペース6台分あり

対象動物:犬 猫